ENTIME / LARK COURSE

lark-cli 導入・利用ガイド

あなた専属の「AI秘書」を自分で創るための第一歩。Lark を AI(Claude Code 等)から自動操作するCLIツール「lark-cli」を、ゼロから導入する手順書です。未経験でもコピペで動きます。

¥0ツール本体
200+コマンド
26AIスキル
2,500+API
WHY THIS MATTERS

なぜ、これを学ぶのか

「秘書は“雇う”時代から、“自分で創る”時代へ」——これが講座のセンターピンです。

lark-cli を使えると、Lark の中の作業(議事録・日程調整・データ入力・通知)をAIに丸ごと任せられるようになります。ノーコードの「決められた操作」の先にある、あなたの業務に合わせてAIに指示して動かす世界。一度作れば、それはあなたの会社の“資産”として働き続けます。

🤖

自分専用のAI秘書が持てる

「先週の議事録まとめて、Baseに記録して、関係者に通知して」——この一言で動く仕組みを、自分の手で作れるようになります。

💰

月額¥0から始められる

ツールもAPIも無料。無料プランのLarkと自作アプリだけで、Base構築も自動化も今日から動かせます。人を雇うより圧倒的に低コスト。

🏗️

“作る側”に回れる

テンプレを使うだけでなく、自社の業務にぴったり合わせて組める。これが他社との差になり、外注に頼らない内製力になります。

📈

積み上がって資産になる

一度作った自動化は消えません。あなたが寝ている間も動く“仕組み”として、時間とミスを減らし続けます。

BEFORE / AFTER

何が変わるのか

BEFORE — 手作業
  • 会議のたびに議事録を手で清書
  • 日程調整は往復メールで消耗
  • データ入力・転記でミスが発生
  • 「誰かに頼みたいけど人件費が…」
AFTER — AIに指示
  • 妙记を要約→Doc保存まで自動
  • 空き時間を見て招待を自動作成
  • Baseへ正確に登録・通知まで一括
  • コストは月¥0から、24時間稼働
PRICING

01料金 — 無料で始められる

lark-cli はMITライセンスの公式オープンソース。料金が絡むのはツールではなく「Lark側の上位機能」だけです。

対象料金
lark-cli ツール本体無料(MIT・オープンソース)
Lark アカウント無料プランでOK
開発者アプリの作成無料
API(操作)の利用無料
💡 有料が必要になるのは lark-cli ではなく、Lark側の上位機能(管理者API・監査ログ・大容量ストレージ・人数上限超過など=Pro/Enterpriseプラン前提)に踏み込んだときだけです。
USE CASES

02できること

AIに「やって」と頼むだけで、lark-cli が裏側で対応するスキルを呼び出して実行します。

📝

議事録づくり

妙记を取得 → 要約 → Lark Doc に保存まで自動で。

lark-doc / lark-im
📅

日程調整

空き時間を確認して、会議の招待を作成・送信。

lark-calendar
📊

案件・データ管理

Base(多维表格)のレコードを検索・更新・集計。

lark-base
🔄

ドキュメント変換

Markdown を Lark Doc 形式に変換して公開。

lark-doc

ほか、メッセージ送信・Wiki・OKR・タスク・メール・スライドなど 18のビジネス領域 をカバーします。

HOW IT WORKS

03仕組み — 3層アーキテクチャ

難しく作り込まなくても、AIは状況に応じて最適な層を自動で選んで叩きます。

① ショートカット層AI向けの簡単コマンド(例:calendar +agendaかんたん
② APIコマンド層Lark API と1対1で対応。細かい操作もここで。標準
③ 生APIアクセス層2,500以上のAPIへ直接アクセス。何でもできる。上級
AI AGENTS

04どのAIから使える?

MCPプロトコル対応なので、Claude Code を中心に複数のAIツールから利用できます。

Claude Code
最適化 最高
🖱️
Cursor
対応
Trae
対応
🔌
MCP準拠ツール
対応可

本ガイドでは、最も相性の良い Claude Code を前提に進めます。

SETUP

05導入手順(約15分)

上から順にコピペすれば動きます。必要なものは「Larkアカウント・PC・Node.js」だけ。

1
lark-cli をインストール

ターミナルに貼り付けて実行(CLI本体+AIスキルが一括で入ります):

npx skills add larksuite/cli -g -y

確認(バージョン番号が出ればOK):

lark-cli --version
2
アプリ設定(appId / appSecret を作る)
lark-cli config init --new
  1. 表示される認証用URLをブラウザで開く
  2. Lark開発者ページの案内に従ってアプリ作成を承認
  3. 完了すると appId / appSecret がツールに自動で紐づく
⚠️ appId / appSecret は秘密情報です。人に見せたり、ファイルにそのまま保存・共有しないでください。
3
「身分(identity)」を理解する

lark-cli には2つの身分があり、見えるもの・できることが違います。

bot(アプリ本人)

取得:自動
アプリ自身の資源だけ。あなた個人の予定やメールは見えない

user(あなた本人)

取得:auth login が必要
あなたの日程・文書・メール等を操作できる

→ 自分の個人データを触りたいなら user 身分が必須 です。

4
user 認証(必要な権限だけ承認)

「最小権限」が原則。使いたい機能のスコープだけ承認します。例:カレンダーを読みたい場合

lark-cli auth login --scope "calendar:calendar:readonly"

URLが表示される → ブラウザで開く → 本人として承認

✅ 権限は追加するたびに累積されます。Baseも触りたくなったら、後でBase用スコープを足してログインし直すだけ。スコープが分からなければ、まず操作 → エラー文中の console_url から有効化 → 再度 auth login でOK。
5
動作確認
# 今の身分・付与済み権限を確認
lark-cli auth status

# 直近の予定が表示されれば成功!
lark-cli calendar +agenda
FIRST COMMANDS

06よく使う最初のコマンド

# 直近の予定を見る
lark-cli calendar +agenda

# ユーザーを名前で検索
lark-cli contact +search-user --query "山田"

# 任意のAPIを直接叩く(上級者向け)
lark-cli api GET /open-apis/calendar/v4/calendars

各コマンドの詳細は lark-cli <コマンド名> --help で確認できます。

TROUBLESHOOTING

07つまずきポイント

症状 / 場面対処
unsafe file path と出るファイル指定は作業フォルダからの相対パスで。絶対パスは不可
削除など重い操作が止まる(exit code 10)わざとの安全確認。意図が正しければ末尾に --yes を付けて再実行
800004135(書き込みが多すぎ)レート制限。少し待つ/一度に大量に書かない
botにすると自分の予定が見えないそれは正常。個人資源は user 身分で(手順3-4)
新バージョン通知が出たlark-cli update で本体+スキルを同時更新。更新後はAIツールを再起動
GLOSSARY

08用語ミニ辞典

CLI
コマンドで操作するツールのこと
appId / appSecret
あなた専用アプリの「ID」と「パスワード」。秘密にする
スコープ(scope)
「カレンダーを読む」など、操作1つ1つの許可
MCP
AIと外部ツールをつなぐ共通規格。これ対応だから色々なAIから使える
bot / user
アプリ本人の身分 / あなた本人の身分
Base(多维表格)
Lark のデータベース機能。lark-cli で構築・編集できる

まずは STEP 1 から、5分で。

詰まったら「どのSTEPで・どんなメッセージが出たか」を控えて質問してください。
あなた専用のAI秘書づくり、ここからスタートです。